カラオケで微妙な空気にならないための方法とは?

カラオケに行く人で、微妙な空気になってしまった経験はないでしょうか?仲の良い友達だと問題ないですが、そこまで親しくない関係だと、いたたまれない気持ちになります。今回は微妙な空気になりがちなパターンと、その対処法をご紹介していきたいと思います。

微妙な空気になるパターン

まずは微妙な空気になってしまいがちな行動や選曲をご紹介していきます。ほとんど実体験の話しなので、ぜひご参考にしてください。

イントロが長い曲

マイクを持って立ったはいいが、なかなか曲が始まらない…。そんな経験をした人も多いのではないでしょうか。イントロが長過ぎる曲は場がしらけてしまう可能性があります。

イントロが長い有名な曲は、B’zの「LOVE PHANTOM」、XJAPANの「紅」、スピッツの「ロビンソン」あたりでしょう。特に「紅」はイントロだけでなくサビ後に62秒もの間奏があります。エアギターをしたりしてウケを狙うなら良いですが、周りの人との距離感をしっかり把握する必要があるので、選曲には注意が必要です。

間奏が長い曲

イントロの時と同様、間奏が長い曲も微妙な空気になりがちです。早送りするのも一つの手かもしれません。間奏の間にドリンクを飲みながら「次何入れたの?」と質問するのもありでしょう。

ポルノグラフィティの「アゲハ蝶」、氣志團の「One Night Carnival」、浜崎あゆみの曲全般は間奏が長いので注意が必要です。もっと詳しく知りたい方は「人気だけど間奏が30秒以上あるカラオケ曲」をご覧ください。

フェードアウトしていく曲

イントロ・間奏以外にも、歌い終わってからすぐに終わるのか?という点も気にする必要があります。「ラララ」と永遠に続いたり、歌詞が終わってもメロディーが鳴り止まなかったりする曲は、気まずい雰囲気になりがちです。

DAMは歌い終わった瞬間に演奏をカットする機能があるので、それを使ってみるのも良いかもしれません。スピッツの「楓」を歌ったとき、最後がサビの繰り返しなので死にかけた思い出があります…。

フェードアウトしていく有名な曲は、SPEEDの「my graduation」、レミオロメンの「3月9日」、KinKi Kidsの「フラワー」、宇多田ヒカルの「SAKURAドロップス」、ケツメイシの「サクラ」が挙げられます。

セリフがある曲

曲中にセリフがある曲は、盛り上がる場合があれば、空気が最悪になる可能性もあり、非常に危険です。基本的に仲の良い友達間でしか歌わない方が良いでしょう。歌詞にないようなセリフは無視するのがベターですが、歌詞にあったとしても歌わないことをオススメします。

もし歌うのであれば、中途半端に恥ずかしがらずに、思いっきり歌った方が良い感じの雰囲気になるでしょう。責任は負いませんが。

セリフがある有名な曲は、尾崎豊の「15の夜」、L’Arc~en~Cielの「虹」、山下智久の「愛、テキサス」、氣志團の「One Night Carnival」などが挙げられます。「愛、テキサス」のセリフはウケないと相当寒い感じになるので要注意です。またSPEEDの曲は全般にセリフが使われているので気をつけましょう。

WowとかAhがある曲

カラオケが苦手な人がいつも悩む、「Wow・Yeah・Ah・Oh」を歌うべきか問題。どこの部分かと言うと、絢香の三日月でいうサビに繋がる「あっあっあーああー君も見ているだろう~」の部分です。

基本的に歌詞にありテロップで表示されている曲は歌った方が良いですが、歌詞にないような部分はどうすべきか悩ましい問題です。恥ずかしながら歌ってしまい、微妙な雰囲気になってしまった経験がある人も多いのでは。

女性の曲に多く、絢香の「三日月」、Superflyの「愛をこめて花束を」、西野カナの「Best friend」など多数の曲に「Wow・Ah」があります。また、BUMP OF CHICKENの全般の曲、UVERworld、西野カナ、宇多田ヒカルの曲は歌詞にないような部分が多いので、恥ずかしがり屋の人は気をつけましょう。Globeの曲はマークパンサーがアハアハ言ってるので注意です。

個人的な話しですが、カラオケに行き始めた当初、ミスチルの「Tomorrow never knows」の「果てしない闇の向こうに Oh Oh」の部分は歌えたのですが、GLAYの「逢いたいから~恋しくて~あなたを想うほど uh~uh~」の部分は恥ずかしくて歌えない時期がありました。今では普通に歌うようになったのですが、ラルクの花葬のサビ前の「ハッハ~ン」は未だに恥ずかしくなります…。

モノマネして歌う

カラオケが苦手な人はモノマネをして歌うことはないと思いますが、親しい友人間でアーティストになりきってモノマネをして歌う場合、最初のサビまではウケるのですが、だんだん微妙な空気になりがちです。そのため見切りをつけて、最初のサビが終わっり、間奏に入ったら演奏中止することをオススメします。

私自身、合コンの二次会などでカラオケに行った際、「千の風になって」の「私のお墓の前で泣かないでください」や、もののけ姫の「はりつめた弓の~」などを全力でモノマネして歌ったりするのですが、ウケるのは最初だけです。確実に後半はダレます。何度もそれで失敗したので、この失敗を無駄にしないためにも皆さんお気をつけください。

その他の注意点

その他の注意点として、マイナーなアニソン・洋楽、ヴィジュアル系の曲、長い曲(6分以上)、途中でラップが入る曲などは微妙な感じになりやすいので気をつけましょう。盛り上がると思って湘南乃風やORANGE ORANGEから選曲したものの、後半意外と長ぇってなりがちです。もういいよってなります。

微妙な空気にならないための方法

微妙な空気にならないために、どう選曲したら良いのか、その選曲方法をご紹介します。カラオケが嫌いで付き合いで仕方なく…という方にお勧めです。基本マイナーな曲だと周りもどうリアクションして良いのかわからなくなる場合があるので、世代問わずメジャーな曲を選曲するようにしましょう。

メジャーな曲はこちらの記事を参考にしてください。
【20~30代の男性向け】コレ歌っとけば間違いない!カラオケで盛り上がる定番曲
【女性必見】カラオケで歌いやすい曲を20曲まとめてみた

短い曲を選曲する

短い曲であれば多少場がしらけても、すぐに終わるので問題ありません。MONGOL800の「小さな恋のうた」は歌いやすくテンポが良く、3分30秒で終わります。ゆずの「また会える日まで」は「ドラえもん」のエンディングテーマの曲で、これも3分ちょっとで終わります。とりあえず次の順番に早く回したい時にお勧めです。

PVがある曲を選曲する

PVがある曲を歌うことにより、自分の歌声よりも映像に集中させることができ、場の雰囲気を壊さないまま過ごすことができます。当然マイナーなPVだと意味がないので、誰でも知っているような曲にしましょう。

私はミスチルが大好きでよく歌うのですが、PVが入っている曲が意外と少ないのでいつも困ります。「抱きしめたい」は結構な割合で入っているのですが、一度初対面の人がいる場で歌った際に「桜井さんに失礼だから止めて」と言われ、それ以降トラウマで歌うことができずにいます。

タイアップ曲を選曲する

映画やドラマ、アニメなどでタイアップされた曲を歌うことにより、その映画・ドラマ・アニメの話しで場を取り繕うことができます。

私は20代後半の男ですが、この世代のドラマであれば、福山雅治の「虹」(ウォーターボーイズ)、Sadsの「忘却の空」(池袋ウエストゲートパーク)、 Mr.Childrenの「Sign」(オレンジデイズ)、鬼塚ちひろの「月光」(TRICK)、THE BLUE HEARTSの「夢」(人にやさしく)あたりでしょう。

アニメだと、ポルノグラフィティの「ヒトリノ夜」(GTO)、WANDSの「世界が終るまでは」(スラムダンク)とかが盛り上がります。

まとめ

微妙な空気になるパターンと、それを未然に防ぐための選曲方法をご紹介しました。付き合いで仕方なく行って、選曲に気を使うカラオケほど楽しくないものはありません。カラオケ嫌いの人は行かないことが一番ですが、断りづらいときもあるでしょう。そういった時は無難に順番を回すためにも、微妙な空気になってしまう選曲は避けるようにしましょう。

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